秋の七草

びーぐる

2017年08月19日 22:38

 今年の夏は梅雨明け後も雲が多く日照時間が少なかったせいでしょうか
 善光寺平周辺の山々では早くも 秋の七草 が出揃いました☆

 「秋の七草」は万葉集に収めれている歌人【 山上憶良】が詠んだ和歌に由来します!

 「秋の野に咲きたる花を 指折りかき数ふれば七種(ななくさ)の花
  萩の花・尾花・葛花・撫子の花・女郎花また藤袴・朝貌の花」

 ※ 最後に出てくる朝貌(あさがお)は現代の朝顔ではなく桔梗とういのが定説


 ヤマハギ 【萩(ハギ)】 マメ科ハギ属の落葉低木
 七草の中で唯一の木本
 万葉の時代 低木のハギは草と認識されていたのでしょうか。。。


 ススキ 【尾花(オバナ)】 イネ科ススキ属の多年草


 葛(クズ) マメ科クズ属のつる性の多年草


 カワラナデシコ 【撫子(ナデシコ)】 ナデシコ科ナデシコ属の多年草


 女郎花(オミナエシ) オミナエシ科オミナエシ属の多年草


 藤袴(フジバカマ) キク科ヒヨドリバナ属の多年草


 桔梗(キキョウ) 【朝貌(アサガオ)】 キキョウ科キキョウ属の多年草

 節句の風習として粥に入れて食べる 春の七草 と違い
 個人が選定した 秋の七草 は美しい野の花と共に訪れた季節を楽しみます☆