2018年02月28日

飯縄山#1

 気温が上がり雪が腐る前の2月に登って置きたかった 飯縄山 へ駆け込み登山っ


 大谷地湿原からの 飯縄山


 最短ルートの南登山口から入山


 積雪期は尾根上を直線的に登りますっ



 森林限界付近まで十三仏の石像が置かれ一息つく良いきっかけになります。。


 冬枯れの山中では ヤドリギ が目立ちます☆


 駒つなぎの場 から谷筋に向かう夏道は通行禁止

 駒つなぎの場 から 天狗の硯岩 へ急斜面を直登します!


 天狗の硯岩 を過ぎると森林限界 一気に視界が広がります!


 根子岳・四阿山 と 浅間山


 荒倉山の背後に連なる北アルプスの峰々




 左から 鹿島槍ヶ岳・五竜岳・唐松岳


 戸隠西岳連峰


 気温が下がり乾いた雪質に  間もなく飯縄山南峰に到着です! つづく。。。










  


Posted by びーぐる at 20:35Comments(0)

2018年02月26日

旭山

 長野県庁の裏山で郷土環境保全地域に指定されている 旭山 へ


 山頂から東に伸びる尾根の突端にある展望園


 雪解けが進んだ中腹の土手に咲く オオイヌノフグリ と ノボロギク


 トーテンポールのようなニワウルシ(シンジュ)の葉痕
 中国原産の樹木ですが野生化し街中から川原・里山まで広く分布しています!


 ミヤマガマズミ


 雲雀山


 越冬し乾燥したダンコウバイの実 と 鮮やかなモミジイチゴの冬芽


 もうじき3月 山中の積雪も少なくなってきました。。。


 赤みを帯びたツノハシバミの冬芽 と 淡青紫色のマルバアオダモの冬芽


 樹間から白銀に輝く戸隠西岳連峰が望めました☆



 旭山山頂 と シンボルツリーのハルニレ

 未だ最低気温が氷点下ですが
 あと一ヶ月もすれば山中にダンコウバイの花が咲き始めることでしょう。。。
 
  


Posted by びーぐる at 22:25Comments(0)

2018年02月24日

菅平湿原

 菅平高原の西端にある 菅平湿原 へ


 菅平湿原は根子岳・四阿山の噴火でできた堰止湖の名残り


 菅平高原自然館 の脇から湿原へ






 ドライフルーツ化した ズミ


 ハンノキ林の間から 根子岳 が望めました☆






 ハンノキ


 クロミサンザシ と ケヤマウコギ
 クロミサンザシは氷河期遺存植物で国内で北海道と長野県菅平に隔離分布する絶滅危惧種


 四阿山


 枯れ枝を飾る 地衣類たち






 イヌコリヤナギに形成された虫こぶ 「ヤナギシントメハナガタフシ」 


 サラシナショウマ




 ガマ




 カラコギカエデ と ガマズミ




 ツルマサキ


 菅平高原のシンボル 根子岳 と 四阿山

 冬期全国最低気温が度々観測される菅平高原
 その理由は菅平が堰止湖跡の窪地にあるため冷気が溜まり易いのだとか。。。  


Posted by びーぐる at 18:32Comments(0)

2018年02月22日

戸隠牧場

 冬の長い眠りに就く戸隠キャンプ場を抜け戸隠牧場へ





 雪原の向こうに戸隠五地蔵山が見えました☆




 荒々しい戸隠連峰の峰の一つ 九頭龍山




 雪と風が作ったアート作品


 九頭龍山(左) と 五地蔵山 中央の鞍部は一不動


 高デッキ山


 霧氷を纏った山腹の樹林


 黒姫山


 オオカメノキ と コブシ の冬芽


 キハダ


 広大な雪原と化した 戸隠牧場

 冬の戸隠牧場は寒さを忘れる爽快感が味わえます☆



  


Posted by びーぐる at 21:14Comments(0)

2018年02月20日

ささやきの小径

 戸隠神社奥社参道「随神門」から戸隠キャンプに至る
 自然遊歩道「ささやきの小径」を歩きましたっっ




 トチノキ の冬芽


 雪に覆われた人気のない林内にはノウサギの足跡がたくさん見られました☆


 冬枯れの立木を飾る常緑のツルマサキ


 積雪期のささやきの小径は戸隠クロスカントリースキーツアーコースに
 なっており目印が設置されているのでトレースが無くても不安なく歩けます!


 ツルアジサイ


 シナノキ と ハンノキ


 ハリギリ


 ノリウツギ


 コシアブラ




 戸隠キャンプ場のバンガローが見えると「ささやきの小径」も終点です!  


Posted by びーぐる at 20:28Comments(0)

2018年02月18日

戸隠鏡池

 真冬並みの低温と強風が吹き荒れる 戸隠鏡池 へ


 戸隠鏡池と戸隠連峰


 前日の新雪が20cm程 比較的軽い雪で難儀することなく歩けました☆


 ツリバナ



 ミズナラの巨木「王様の木」にご挨拶してから鏡池に向かいました!


 ゾンデ棒を使って積雪深を測ってみました! 最も深かった所は170cm


 戸隠神社奥社参道随神門を横切り鏡池方面へ


 天命稲荷

 戸隠鏡池に到着!!



 今日の参加者全員で戸隠西岳連峰をバックに記念撮影


 遮るものが無い池上はブリザードの波状攻撃に晒されます!


 週末ということもありランチタイムの池畔はとても賑やか!


 今日の鏡池は日差しはあるものの低温と強風でゆっくりできる状況ではありませんっ
 池畔で昼食を済ませると身体が冷え切る前に帰路につきましたっっ




 

  


Posted by びーぐる at 17:41Comments(2)

2018年02月17日

逆サ川歩道

 戸隠高原さかさ川歩道沿いの林内を散策っっ


 歩道入り口付近からの 黒姫山


 冬場は訪れる人が居ないのか
 かまぼこ状に盛り上がった木道上にトレースらしきものがありませんっ


 逆サ川は戸隠森林植物園・奥社参道付近の森を源とする沢で
 黒姫山麓で鳥居川となりやがて千曲川に合流します
 戸隠の沢は殆どが南進し裾花川に注ぐ中
 逆サ川は逆方向の北に流れ鳥居川に合わさることが名前の由来といわれます。。

 水深は浅いものの水量があり伏流水が水源なので雪に埋もれません!


 シナノキ


 ツルアジサイ




 ヤチダモ


 マルバゴマキ と ハリギリ


 ノウサギ の足跡


 交差するニホンリスキツネの足跡   立木にマーキングしながら移動するキツネの足跡


 コシアブラ

 口を開けた沢の渡渉に苦労したものの人気のない冬の森を堪能できました☆






  


Posted by びーぐる at 21:21Comments(0)

2018年02月15日

古池

 黒姫山麓 古池 へ


 古池 と 黒姫山


 ツルマサキ


 酸化鉄が沈殿した湿地が顔を覗かせていました☆





 雪原と化した 古池


 シナノキ


 オオカメノキ


 ヤチダモ


 雪庇の山 佐渡山 今シーズンの雪庇は余り発達していませんっ


 古池の向こうに 霊仙寺山(左)・飯縄山(中央奥)・高デッキ山(右)が望めました☆


 ツリバナ と ウリハダカエデ


 古池北西に隣接する湿原は一面の雪野原


 五地蔵山(左) と 高妻山(右)
 戸隠側から見る山容とは随分異なります!


 サワグルミ


 ノリウツギ と サワグルミ

 湿原に花が咲き乱れる夏も素敵ですが雄大で開放感あふれる冬の古池も大好きです!





  


Posted by びーぐる at 18:44Comments(0)

2018年02月13日

種池

 黒姫山麓 種池 へ


 種池と黒姫山


 ダケカンバ と ツルマサキ
 ダケカンバは耐凍度が何とマイナス120度
 高山の稜線に生えるハイマツさえ耐凍度はマイナス90度
 ダケカンバの寒さに対する強さはダントツの1位です! 



 古くから種池の水を汲んで戸隠神社で雨乞い祈願が行われてきました。。。
 種池の名の由来は農業に不可欠な水の基となる 種水 の池であるから


 種池には戸隠五社のひとつ九頭龍社の祭神「九頭龍大神」の弟子「一龕龍王」が
 棲むと云われていて 今でも6月の巳の日に
 種池と奥社参道入口にある一龕龍王祠の前で種池祭が行われます!


 ツルアジサイ


 枝に積もった雪は寒さが緩むと水飴のような姿を見せます☆




 明るい冬のカラマツ林


 ハンノキ と ズミ


 ヤチダモ


 サワグルミ と ノリウツギ


 種池は黒姫山の豊富な伏流水で夏でも枯れることがありません!








  


Posted by びーぐる at 18:38Comments(0)

2018年02月11日

大谷地湿原

 飯綱高原の 大谷地湿原 へ






 飯縄山 と 大谷地湿原

 湿原に流れ込む沢の流路が変わった性か積雪は少な目
 姿を現している流れには氷のアートがたくさん見られました☆












 オオウバユリ




 オニグルミ



 立春から1週間
 日も長くなってきましたが標高1000m超の高原は未だ冬真っ只中です!   
タグ :大谷地湿原


Posted by びーぐる at 18:07Comments(0)

2018年02月09日

戸隠展望苑

 冬晴れとなった今日 展望を期待して 戸隠展望苑 へ


 雪も寄せ付けない戸隠連峰の岩壁の奥に 高妻山 が白銀に輝いていました☆


 雪原と化した蕎麦畑の向こうに戸隠の山々が連なります!








 ズミ と カンボク


 西岳連峰



 西岳連峰の迫力ある岩壁

 西岳


 本院岳


 第1峰(P1) 弁慶岳


 キハダ


 バッコヤナギ と ハンノキ


 ツノハシバミ と ヤドリギ


 荒倉山 と 白馬三山


 キツネの痕跡



 今日の戸隠高原は真冬日でしたが日差しが心地良く感じました☆









  
タグ :戸隠展望苑


Posted by びーぐる at 23:22Comments(0)

2018年02月07日

奥社社叢

 2km近い戸隠神社奥社参道
 その両脇100mが戸隠神社の社叢になります!
 開発を免れた社叢には豊かな自然が残されています☆


 奥社参道入口の大鳥居

 早速 参道を外れて奥社社叢へ




 トチノキ


 シナノキ と ホオノキ


 雪は緩むと液体のような形態に
 

 熊 棚
 熊が 木の実を食べる際 枝を折っては手繰り寄せるため居た場所が棚状になります





 枯れ木を飾る イワガラミ




 随神門にて



 ミズナラの大木 通称:王様の木


 ツリバナ


 木立の間に戸隠連峰の荒々しい岩壁が見えました☆


 ツルアジサイ




 サワグルミ

 凍える氷点下の森でサワグルミの葉痕に出会うと心がほっこり 癒されます☆

















  


Posted by びーぐる at 18:29Comments(0)

2018年02月05日

戸隠鏡池

 午前中 雪も小康状態になったので 戸隠鏡池 へ



 天命稲荷

 今年は数年に一度の寒波で太平洋側や西日本の降雪がニュースになっていますが
 ここ戸隠高原は平年並みって感じ。。。



 ツタウルシ


 ツリバナ


 コブシ と バッコヤナギ


 サワグルミ と ノリウツギ の葉痕


 マルバゴマキ



 ヤチダモ


 オオバセンキュウ と イワガラミ


 トチノキ


 鏡池 と 戸隠連峰


 鏡池 と 戸隠西岳連峰

 午後になると風雪が強まり戸隠連峰は姿が見えなくなってしまいました。。。






  


Posted by びーぐる at 21:54Comments(6)

2018年02月03日

旭山

 長野県郷土環境保全地域に指定されている 旭山 へ


 展望園地


 ミヤマガマズミ


 ヤマガシュウ


 根子岳


 ハンショウヅル と ネズミサシ


 実が落ちたムラサキシキブ


 斑模様が美しいミヤマナルコユリの枯葉 と 花のようなヤマブキの萼(がく)


 アカマツの枯れ木に発生した ツガサルノコシカケ (左)
 と 常緑つる 性木本 スイカズラ 別名「忍冬」 (右)


 山頂のシンボルツリー ハルニレ


 展望園地からの長野市街地

 旭山は戦国時代に武田方の居城があっただけに眺望は抜群!
 展望園地からは長野市中心市街地を眼下に上信国境の山々を一望できます☆
 

  


Posted by びーぐる at 21:56Comments(0)

2018年02月01日

スーパーブルーブラッドムーン

 昨晩は3年ぶりの皆既月食
 しかも月が普段より地球に近づき大きく見えるスーパームーン
 満月はブルームーンで
 皆既月食は血のような赤い色に染まるのでブラッドムーンというので
 今回の皆既月食はスーパーブルーブラッドムーンと呼ぶんだそうです☆


 午後8時48分から部分食が始まるというので
 コンデジ片手に自宅の庭から真冬のスーパーブルームーンを見上げましたっ
 薄雲がかかり始めたものの観察には支障なし


 午後8時48分 左下から欠け始めました!

 午後9時から「相棒300回記念!!」が放送されるので俄か天文ファンは
 TVを見ながら10分おきに外へ出ては欠けていく月を眺める観察パターンに変更!

 午後8時58分                  午後9時08分


 午後9時18分                  午後9時28分


 午後9時38分 影の部分が赤銅色を帯びてきました!


 午後9時51分
 月が完全に地球の影に入り皆既月食スーパーブルーブラッドムーンになりました☆

 皆既月食は午後11時08分まで続き次第に月が満ちてくるのですが
 その後 雲が次第に厚くなり残念ながら観察できなくなってしまいました。。。

 今回は観察しやすい時間帯でしたが次回は半年後の7月28日
 明け方近くに起こるので観察条件はイマイチです!  


Posted by びーぐる at 21:52Comments(0)