2015年11月28日

飯綱高原フォレストミュージアム

 フォレストミュージアム(森林博物館)は長野市が平成元年に設置した実験林
 6つのゾーンに分かれ異なる林相を楽しむことができます☆
 





 カンボク と クロウメモドキ


 ツルリンドウ
 

 ミツバウツギ と イタドリ



 ノリウツギ


 ツノハシバミ と ハリギリ


 ムラサキシキブ


 ウバユリ


 オオバセンキュウ と オオバボダイジュ


 マムシグサ と ルイヨウショウマ



 飯綱高原森林博物館は
 小一時間の周遊でミズナラ等の広葉樹林・ドイツトウヒ や カラマツの針葉樹林
 ハルニレ や ハンノキ等の湿生樹林 そして高原らしいシラカバ林 
 それぞれの林特有の風景や林下の植生を四季を通じて楽しむことができます☆





  


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2015年11月26日

五味池

 飯綱高原の 五味池 へ

 五味池は飯綱高原にありながら観光ルートから外れているうえ
 駐車場も遊歩道もないので知る人も少なく訪れる人も稀です。。

 五味池と飯縄山

 バードラインから脇道に少し入ると高原野菜畑が広がりますっ




 今回は長野市森林整備課が管理する 体験の森 から五味池を目指しましたっ

 林内の木々は殆どが落葉 僅かに残った紅葉がとても愛おしく感じられました。。。

 ツタウルシ と ウリカエデ


 寒風に綿毛を飛ばす イケマ


 マンネンスギ と ヒカゲノカズラ


 ゴマナ と カラコギカエデ


 ツルリンドウ と ズミ


 マムシグサ と シオデ

 体験の森 は枝打ちしたカラマツの枝が地表に散乱し歩き辛いことこの上なく
 何度も足を取られ転倒しそうになりましたっっ


 カラマツ林に囲まれた 五味池 に到着!
 池の向こうに頭を出す 大頭山(おおつむりやま)


 池の北側は葦に覆われています。。


 先日まで暖かな日が続いたせいか コウゾリナ や アキノキリンソウ が咲き残っていました。。


 湖畔に散乱する散弾銃の薬きょう
 11月半ばには狩猟が解禁になるので山林内を歩く時は注意が必要!!


 冬鳥の カシラダカ でしょうか。。。
 野鳥に関しては素人同然 知識があればもっと楽しめたのですが・・・














  


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2015年11月24日

逆谷地湿原

 秋深まった 飯綱高原 逆谷地湿原 へ 



 湿原へは木立のトンネルを抜けていきますっ


 ミヤマウメモドキ


 カラコギカエデ と ウバユリ


 オオバセンキュウ


 マムシグサ の仲間


 スイカズラ と ムラサキシキブ


 アブラガヤ と ノリウツギ


 ミヤマウメモドキ と ユモトマユミ 


 ハンノキ と カンボク


 逆谷地湿原 と 飯縄山



 オオミズゴケ


 霊仙寺山 と ハンノキ


 飯綱高原はすっかり初冬風景 あとは雪を待つばかりですっっ

 







  
タグ :逆谷地湿原


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2015年11月23日

大谷地湿原

 飯綱高原の 大谷地湿原 へ




 イクラのような カンボク の実


 オオウバユリ


 サラシナショウマ と ガマ




 ゴマナ と チヂミザサ


 鉄バクテリアにより分解された酸化鉄の被膜


 落葉が進みすっかり初冬の風景に


 昼過ぎには雲が切れて青空が顔を覗かせました☆




  


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2015年11月22日

一重山

 屋代駅の裏山 一重山 をお散歩っ






 山中 黄葉の主役は ダンコウバイ




 オヤマボクチ と コムラサキ


 一重山山頂の屋代城址



 白馬岳


 篠 山


 ガマズミ

 11月 里山が一年で最も輝く季節です。。。  
タグ :一重山


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2015年11月21日

地附山

 善光寺の裏山 「地附山」 へ
 山中は落葉が進み晩秋の景色に変わっていましたっ


 カール状にえぐれた地附山地滑り面の下部は「防災メモリアル公園」に


 コブシ


 サクラ と ミズキ の紅葉


 ムラサキシキブ と センボンヤリ


 今日は厚い雲に覆われ肌寒い一日になりました。。


 ヒヨドリジョウゴ と ナツハゼ


 リョウブ と ヤマウルシ


 スイカズラ と ツルアリドオシ


 イヌツゲ と カラコギカエデ


 林内で取り残されたかのように色付くカエデ類





 ウリハダカエデ


 ヤマウルシ


 コナラ


 イカリソウ と クロヅル


 霧雨降る山頂 飯綱方面は低く垂れこめた雲の中でした。。。






   


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2015年11月19日

有明山#3

 森将軍塚古墳を後に雑木林に覆われた尾根を 有明山 に向かいますっ



 ウメモドキ


 ムラサキシキブ と イボタノキ


 センボンヤリ と ノガリヤス



 コナラ の黄葉


 オケラ と コバノガマズミ


 有明山山頂 樹林に覆われ眺望なし

 この先 宮坂峠を経て五里ヶ峰へと縦走できますが
 今回は往路を戻り有明山将軍塚経由で下山しました

 有明山将軍塚
 森将軍塚と違い修復復元されていないので形は不明瞭


 樹林の切れ間から隣の 鞍骨山 の尾根が見えました☆


 善光寺平


 高妻山 と 飯縄山


 今年はムラサキシキブの実の付きが良く山中至る所で目立ちました!
  





  


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2015年11月18日

有明山#2

 有明山から続く尾根の先端 善光寺平を見渡す標高500mの大穴山に
 1600年前に築かれた全長100mの前方後円墳 森将軍塚古墳 があります 

 墓の主は古墳の規模や副葬品などから長野県が「信濃の国」になる前の「科野のクニ」を
 呪術的手法で治めていた有力者であるといわれています。。
 森はこの地域の地名 将軍は有力者のこと
 よって 森将軍塚古墳 は森地区にある有力者の墓という意味です
 ちなみに善光寺平には「将軍塚」と呼ばれる古墳は11基あるのだそうです



 後円部の竪穴式石室(長さ8m、幅2m)は日本最大級のもので
 鉄製の刀や鎌・三角縁神獣鏡(サンカクブチシンジュウキョウ)・ヒスイの勾玉などの
 副葬品が納められていたことから大和政権と密接な関係にあったことがうかがえます


 古墳上からは善光寺平が一望できます!


 高妻山 と 飯縄山



 北ア 白馬三山


 季節外れのヤマツツジ


 リュウノウギク



 ここから雑木林に覆われた尾根道を辿り有明山山頂を目指しますっっ

  


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2015年11月17日

有明山#1

 千曲市の 有明山 へ


 登山口は千曲市森将軍塚古墳館の裏手



 古墳館の敷地内には
 山麓の屋代清水遺跡から発掘された古墳時代のムラが復元されています



 古墳館の敷地を抜け尾根に取り付きますっっ


 林内はダンコウバイの黄葉が鮮やか☆


 九十九折の急坂を登り切ると尾根の先に森将軍塚古墳が見えてきました!



 仰ぎ見る前方後円墳の円墳部分

 大型建築物など無い古墳時代
 人々がこの迫力に圧倒されたのは容易に想像できます!









  


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2015年11月16日

鴨ヶ嶽

 昨日 地獄谷野猿公苑からの帰りに山ノ内町と中野市の境をなす
 鴨ヶ嶽に登ってきましたっっ

 高梨氏館跡からの鴨ヶ嶽

 山中の紅葉は終盤を迎えていました。。



 オケラ の黄葉


 ウグイスカグラ と ガマズミ



 ムラサキシキブ


 七面山のあずま屋 と 昭和を感じる屑籠


 眼下に広がる中野市街地


 ヤマブキ と ミツバアケビ の黄葉


 箱山分岐


 クサギ


 ウツギ と ヘクソカズラ


 稜線直下の岩場


 稜線からの湯田中・渋温泉郷


 山頂からの中野市内


 鴨ヶ嶽山頂 と 東山大神


 山頂の井戸跡


 陽も傾いてきたので下山開始っっ

 雲は多いものの風もなく暖かな一日でした。。。













  
タグ :鴨ヶ嶽


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2015年11月15日

地獄谷野猿公苑

 温泉に入るニホンザル「スノーモンキー」で
 国内外から多くの観光客が訪れるようになった 「地獄谷野猿公苑」
 この人気スポットに今秋異変が・・・

 11月8日の信濃毎日新聞に 【地獄谷の猿「恋の季節」 不在の日増え関係者やきもき】
 との記事が掲載されましたっ

 昨日からの雨もようやく上がった今日 その「地獄谷野猿公苑」に行ってきました!

 道の駅 北信州やまのうち


 雲上がる箱山
 朝 9時を回ると垂れこめた雲も少しづつ上がり大分明るくなってきました


 野猿公苑入り口には 猿不在の張り紙が・・・




 地獄谷温泉後楽館 と 地獄谷噴泉



 標高850m 野猿公苑がある横湯川渓谷


 猿不在の露天風呂


 公苑スタッフから説明を受けました

 秋はサルたちの発情が進み山の中での動きが活発化
 グループとしての動きが不安定になり野猿公苑に姿を見せない日も
 しかし 今シーズンは群れの外からやってきて交尾する雄と
 2年に1度の発情期を迎えた雌がそれぞれ例年より多く
 山に入って餌で誘いだそうとしても群れの統率が取れていないので効果なく
 ここ数日は遠くに行ってしまい約160匹の群れの所在もつかめないんだとか
 最後に群れが訪れたのは10月31日 これほど長い期間全く姿を見せないのは
 1964年の開苑以来 初めてなんだそうですっっ


 海外からの観光客も残念そうでした。。。


 公苑管理事務所に飾られたポスターや写真パネル
 これらの写真がスノーモンキーの存在を海外に知らしめました。。。

 追 記
 11月18日の信濃毎日新聞に「帰ってきた スノーモンキー」の記事が掲載されました☆
 記事を要約すると 「17日早朝 野猿公苑職員が3、4km離れた山奥で
 群れを見つけ公苑に誘導。雲隠れから17日ぶりに地獄谷野猿公苑に姿を現した
 一部の猿が温泉に入る姿も見られた」
 ただ 猿の発情は初冬まで続くので今後も姿を現さない可能性もあるとのこと
 来園前に公苑のブログやフェイスブックで出没状況のチェックを!

  


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2015年11月13日

タヌキマメ

 以前 「 タヌキマメ は図鑑でしか見たことが無い 」 と
 話したのを覚えていてくれた知人が 今年の春に種を分けてくれました☆
 早速 自宅のプランターに種を蒔いたのですが
 中々発芽せず半ば諦めかけていた初夏 ようやく小さな芽を出しましたっ

 そして9月中旬に萼の先に小さな蕾がつき

 9月下旬 待望の花が咲きました☆

 花はマメ科特有の形をしていますが色はツユクサを思わせる濁りの無い青紫色
 どうしてタヌキの名を冠したのかは定かではありませんが
 褐色の毛が密生した大きな萼がタヌキを連想させるからなんでしょうか。。。


 花は午後に開き夕方には萎んでしまう一日花なので休みの日しか見れません!

 十月 毛が密生した萼(がく)の中では鞘が膨らみ



 11月褐色に熟し鞘が割れて2mm程の小さな種をこぼし始めました!

 タヌキマメ は薬草として用いられたほか
 農作物のネコブ病対策に畑に植えたりして利用されてきたのだとか。。。

  
タグ :タヌキマメ


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2015年11月12日

旭山

 旭山山麓のリンゴ畑は色づいた実と葉でとてもカラフル☆


 

 山頂直下からの 若穂太郎山



 イカリソウ と オヤマボクチ


 ムラサキシキブ と ヒヨドリジョウゴ


 マユミ と ホザキヤドリギ
 ホザキヤドリギは宿主の落葉と共に自身も落葉してしまうので
 黄色の実を付けている間しか見つけられませんっ


 コナラ


 今秋は ヤマツツジ の狂い咲きが目立ちます! 


 標高800m近い旭山山頂付近は木々の落葉が進み視界が良くなってきました!


  
タグ :旭山


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2015年11月10日

富士ノ塔

 紅葉もいよいよ里に下りてきました☆


 善光寺平を囲む里山は見事に色づきました!


 ダンコウバイ


 山裾の林内はまるで錦絵のよう


山腹のリンゴ畑 収穫間近!


 ノブドウ と ムラサキシキブ


 ヨウシュヤマゴボウ と ヒヨドリジョウゴ





 富士ノ塔山頂の浅間社


 飯縄山は雲の中


 戸隠方面 天気が良ければ戸隠連峰も。。。




 標高1000m近い里山 善光寺平南部が一望できます☆

 風の冷たさに晩秋を感じました。。。






 
  
タグ :富士ノ塔


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2015年11月08日

新そばの季節

 紅葉のピークは里へと下り善光寺平周辺の里山はすっかりオレンジ色に
 錦秋の里山歩きを楽しむ予定でしたが今週末は時折小雨がパラつく生憎の天気
 ならばと新そばを食そうと戸隠へ向かいましたっっ


 標高850m前後の中山間地は
 落葉盛んな広葉樹に代わりカラマツの黄葉が見頃を迎えていました!

 雨に煙り鮮やかな輝きこそないものの趣ある光景が見られました。。


 脱穀を終えた棚田

 天気が悪くても 「戸隠そば祭り」 開催中の日曜日


 戸隠宝光社・中社界隈のそば店はどこも行列ができる程の賑わい

 駐車場も混んでいるので少し先の戸隠牧場入り口にある馴染みの白樺食堂へ

 今年最後の営業日ということで混み合ってはいたものの1席確保できました☆
 ざる蕎麦も魅力でしたが
 今度食べられるのは1年先になってしまう季節メニュー「きのこ蕎麦」をオーダー
 天然キノコがたっぷり入った人気メニュー その時々で入るキノコの種類も変わります!
 一杯の蕎麦で去りゆく秋を満喫することが出来ました☆

 





  


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2015年11月06日

戸隠古道#5

 戸隠神社中社社殿前通り西側の民宿街の外れにあるのが 足神社(あしがみしゃ)
 戸隠と鬼無里の境にある荒倉山周辺に伝わる鬼女紅葉伝説。。。
 鬼女紅葉の手下に一夜に数十里も歩くという「おまん」という女傑がおり
 討伐軍の追討を受けこの地まで逃れてきた末に己の罪を悔いて自害
 亡骸を弔った行者堂は彼女の健脚にちなみ 足神社(あしがみしゃ) と呼ばれるように。。
 

 足神社

 再び中社に戻り奥社に向かう奥院道に入りますっ

 女人堂跡 道標には「右 えちごみち 左 おくのゐん」 と書かれています
 ここは奥院道と越後道の分岐になっています
 奥院が女人禁制だった昔 女性は奥院道に立ち入ることができなかったので
 ここ女人堂で戸隠山に遥拝した後は引き返すか右の越後道で信濃町方面に向かいました。。


 ここまで来ると冬枯れの景色に変わりますっ


 比丘尼石 (びくにいし)
 女人禁制の掟を破った尼僧「比丘尼」が石になったといわれています。。


 公明院


 公明院境内にある飯綱権現石像 と 釈長明火定の地


 稚児の塔


 1795年6月建立とある 女人結界石
 石製の道標で 「右 奥院中院 両道女人結界 左 中院へ女道
 於当山本坊新建之 願主 山中為之進義」 と書かれています
 「右は奥院・中院に向かう越後道男道 左は中院に向かう越後道女道」
 つまり女人は右の奥院に向かう男道には入れないので
 左の女道で中院に行きなさいという意味
 なお奥院の女人禁制は明治4年に解かれています!


 冬枯れの奥社社叢 と 北野美術館戸隠館


 奥社鳥居

 ここから先は奥社参道 戸隠古道はここが終点です!








  


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2015年11月05日

戸隠古道#4

 宝光社から神道(かんみち)を辿り中社社殿前通りに到着!

 蕎麦屋や土産物屋の軒先は周囲の紅葉に負けない位鮮やかです☆













 カエデ と ブナ 中社周辺の紅葉はそろそろ終わりです。。




芸術の秋・・・

 紅葉の見頃は過ぎましたが香り高い新そばを味わいに多くの観光客が訪れていました!







  


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2015年11月04日

戸隠古道#3

 戸隠村(現長野市)に入った戸隠古道は北進し戸隠神社に向かいますっ
 なお戸隠神社は宝光社・火之御子社・中社・奥社・九頭竜社の五社の総称です!



 熊野の塔


 橋供養石
 橋供養塔は橋の架け替えの際 古い橋の供養と新しい橋の安全を祈願し建立されました。。
 この供養塔は文化7年(1810年)のもの

 このまま中院道を進むと宝光社を飛ばして火之御子社へ至るので
 途中から脇道を使って宝光院道に入り 先ずは 宝光社 へ行くことに


 宝光社



 宝光社本殿右手から神道(かんみち)に入りますっ


 伏拝所(ふしおがみしょ)
 女人禁制だった奥社に向かい伏し拝んだ所といわれています。。

 伏拝所の脇には昭和8年NHK長野放送局が日本で初めて野鳥の声を
 ここから全国に中継したことを記念した NHK小鳥の声放送記念碑 があります。。





 神道の途中 右に少し入ると 火之御子社 があります

 火之御子社本殿 と 社殿左奥にある 結びの杉(夫婦杉)


 クサギ と ツリバナ


 樹間から怪無山が見えましたっ
 中社はもうすぐそこです!



  


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2015年11月03日

戸隠古道#2

 飯綱高原「一の鳥居苑地」から林間を暫し進むと 祓沢(はらいざわ) に到着!



 祓沢 名の通り 昔 行者たちが戸隠山入山前に禊をした沢


 目の前に霊山「戸隠山」が現れます☆

 戸隠連峰 天台宗の行場になっていました。。


 戸隠西岳連峰 こちらは真言宗の行場でした。。


 一夜山の背後に雪をかぶった白馬三山(白馬岳・杓子岳・白馬鑓ヶ岳)が見えました☆


 オオバセンキュウ


 ツルウメモドキ


 ヤマウルシの幼木 と ノブドウ


 祓沢の岐路に立つ2本の道標
 一本には「右中院御宮道、左宝光院御宮道」
 もう一本には「左宝光院御宮迠十二丁、従夫中院御宮江通ぬけ」と
 刻まれ宝光社まで十二丁、宝光社から中社へ通り抜けられることを示していますっ
 興味深いのは刻まれた文字の内 梵字と寺院を示す院の文字が削り取られています。。
 戸隠において明治政府による廃仏毀釈が徹底的に行われた証拠と思われます。。 


 トチの黄葉


 二十九丁と刻まれた丁石


 そば博物館の水車小屋 と 飯縄山西面

 ここから古道は北上し戸隠神社への登りに入りますっっ





  


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2015年11月01日

戸隠古道#1

 晩秋の戸隠古道を歩きましたっっ


 今日は北アルプスが良く見えました☆ 左端が鹿島槍ヶ岳 右端が五竜岳 (荒安より) 

 紅葉のピークは高原から標高800m付近の中山間地まで下りてきました!

 ダンコウバイの黄葉  と  ノブドウ

 飯綱高原に到着っっ 

 紅葉は既に終盤。。 落葉が進んでいました!



 飯縄山 と 大谷地湿原


 大谷地湿原の西側にある新旧の道標
 左の道標は慶応元年に建てられたもので
 「右とがくし(戸隠)山道 左うえの(上野)とちはら(栃原)道」 と刻まれており
 右側の道標は元禄14年のもので「右ハとがくし道 左ハうゑの道」と刻まれている。。

 この分岐を道標どおり右に折れ飯綱高原フォレストミュージアムを抜けると
 一の鳥居苑地 に到着っ

 苑内は落葉が進み 僅かに残った ヤマモミジの紅葉 が鮮やかでした☆




 1847年の善光寺地震で倒壊した石造の一の鳥居が横たわっています。。


 クロツバラ と ツルリンドウ


 ニシキギ と アキグミ


 センボンヤリ と 咲残っていたマツムシソウ


 倒壊した一の鳥居の傍らに建つ道標
 「従是(これより)中院神前迄五十三丁」と刻まれている。。
 ここから中社まで53丁(約5.8km)あることを示した道標
 ちなみに1丁は約109m


 ここ一の鳥居を起点に中社まで1丁毎に丁石が立っています!












  


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