2017年06月29日

保基谷岳

 長野市と上田市の境 保基谷岳 へ


 長野市旭山中腹からの保基谷岳
 平成の大合併までは長野市第2の高峰でした。。


 山腹を走る林道東豊線脇から尾根に取り付きますっっ


 ヤグルマソウ


 キリ と ニガナ


 カンボク と バイカウツギ


 登山道は樹林に囲まれ展望は利きません


 ジンヨウイチヤクソウ



 結実し始めた オオカメノキ



 ヤマツツジ


 ハナヒリノキ


 ミヤマガマズミ と ツクバネウツギ



 保基谷岳山頂 三角点のある東峰へは藪が深く行くのを諦めましたっ


 苔むした道標? と レンゲツツジ


 菅平高原のレタス畑

 保基谷岳山中では初夏の花々に混じって春の花々も見ることができました☆



 














  
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2017年06月28日

キバナノアツモリソウ

 キバナノアツモリソウ に会いに妙高戸隠連山国立公園の某山岳へ


 キバナノアツモリソウ はラン科 アツモリソウ属の多年草


 近年 生育環境の変化や盗掘などにより個体数が減少しています。。



 キバナノアツモリソウ は
 国(環境省)のレッドリストで絶滅危惧Ⅱ類
 長野県版のレッドリストでは絶滅危惧ⅠBに分類される希少植物です!
 ちなみにレッドリストとは絶滅のおそれのある野生生物のリストのこと


 長野県の戸隠山で最初に採取され
 「日本の植物学の父」といわれる近代植物分類学の権威「牧野富太郎」が
 植物学者「谷田部良吉」の名をこの植物の学名に使いました。。


 淡黄緑色の花は径3cm程 唇弁が袋状になるのが特徴
 花の形態や柄(模様)は何処と無く昆虫的。。。


 後ろから見ると


 横から見るとこんな感じ・・・


 



 ラン科の花は複雑な構造のものが多いのですが
 その中でもキバナノアツモリソウの花は色こそ地味ですが
 その姿・形はまるで前衛芸術作品のよう
 奇抜な造形と模様で高嶺を目指す登山者たちを楽しませてくれます☆

 多種多様な花々が咲く信州の高原・山岳
 この豊かな自然を未来の人々に残すことが今を生きる我々の責任であると改めて感じました。。。




  


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2017年06月27日

戸隠森林植物園

 梅雨前線が北上しようやく梅雨らしい天気になってきました。。


 木々が生い茂る 戸隠森林植物園 内は日中でも夕方のような薄暗さですっ



 ミズキ(水木) ミズキ科ミズキ属の落葉高木 別名:クルマミズキ


 鮮やかな クリンソウ の花


 カンボク(肝木) レンプクソウ科ガマズミ属の落葉小高木


 ケナシヤブデマリ(藪手毬) スイカズラ科 ガマズミ属の落葉低木



 みどりが池


 アイガモ


 サルメンエビネ と エビネ
 エビネの由来は古い球茎の形をエビに見立てたことから


 ヤグルマソウ


 ヤマトユキザサ


 オダマキ と シロバナヘビイチゴ


 サワフタギ と ヒオウギアヤメ


 ツルアジサイ(蔓紫陽花 ) と ヤマボウシ(山法師)
 ツルアジサイはアジサイ科アジサイ属の落葉つる性木本 別名:ゴトウヅル
 ヤマボウシはミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木で
 若い総苞片(花弁に見える部分)は黄緑です!


 ヤマオダマキ と ハクサンフウロ


 ヤマシャクヤクの若い実 と オオヤマザクラの実


 カモメラン (鴨目蘭)

 梅雨時の花は白色が多いのは
 曇天の日が多く日射量が少ないので明るく目立つ白色の花で
 昆虫を集め受粉効率を上げる植物の戦略なのかもしれません。。。
 







  


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2017年06月26日

五地蔵山の花#2

 戸隠連峰の一不動から五地蔵山の稜線に咲く花々たち


 ミヤマクワガタ


 ミヤマカラマツ と クリンユキフデ


 コケモモ と イワナシの実


 ハクサンチドリ


 マイヅルソウ


 ウラジロヨウラク と サラサドウダン



 ミツバオウレン


 ゴゼンタチバナ と ツマトリソウ



 イワカガミ


 アカモノ と ベニバナイチヤクソウ


 アズマギク と シラネアオイ


 ヨツバシオガマ に似ていますが
 上唇の嘴部分が長く下唇が白っぽいので クチバシシオガマ かと


 イチヨウラン

 梅雨空で展望なしの稜線歩きでしたが路傍に咲く花々が楽しませてくれました☆
 









  
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2017年06月26日

五地蔵山の花#1

 戸隠五地蔵山合同巡回で出会った花々たち

 残雪が消えたばかりの大洞沢は春と初夏が同居

 ノビネチドリ


 コケイラン


 タニウツギ


 ラショウモンカズラ と ニリンソウ


 サンカヨウ と オオバミゾホオズキ



 トチ 残雪の周辺では 今が芽吹き


 シラネアオイ と グンナイフウロ

 下山路の弥勒尾根に咲く花々

 ハクサンシャクナゲ


 ツバメオモト と ギンリョウソウ


 ヤマトユキザサ


 ミネカエデ


 ウラジロヨウラク と サラサドウダン

 梅雨時の山中は 草木の花々で賑やかです☆












  
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2017年06月25日

五地蔵山

 長野県自然保護レンジャーの合同巡回で 戸隠五地蔵山 へ


 稜線からの五地蔵山


 まずは戸隠牧場から大洞沢沿いの登山道へ


 雪が残る大洞沢を詰め 稜線鞍部「一不動」 に向かいますっっ



 帯岩 を トラバース


 一不動避難小屋


 一不動の鞍部から稜線を辿り 五地蔵山 に向かいますっ




 ガスの切れ間から戸隠牧場が見えました☆


 五地蔵山


 弥勒尾根新道を使って戸隠牧場へ下山開始っっ




 ネズコ の大木

 生憎の天気でしたがレインウェアを着ることなく巡回を終えることができました☆
















  


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2017年06月24日

奥裾花自然園

 ミズバショウシーズンが終わり訪れる人も少なくなった 奥裾花自然園


 奥裾花自然園入口広場


 ラショウモンカズラ と ウワミズザクラ


 ハウチワカエデ


 乙妻山 と 高妻山



 オオカメノキ の花と若い実


 ウリハダカエデ の花


 緑鬱蒼としてきた ブナ林


 オオバクロモジ と ツリバナ


 ナナカマド と エゾユズリハ


 戸隠西岳 戸隠側から見る山容とは随分異なります。。


 ノビネチドリ と ルイヨウショウマ


 ヤブジラミ と クリンソウ


 ケナシヤブデマリ


 ツクバネソウ と ユキザサ


 ミズキ


 トチ




 モリアオガエル


 帰路 奥裾花自然園を振り返る 背後に聳えるのは堂津岳
 ここから見ると奥裾花自然園は郡界尾根の稜線が
 濁川が刻んだ深い谷に向って滑り落ちてできたことが分かります!

 雪解けが遅い多雪地帯だけに春と初夏 二つの季節が楽しめました☆











  


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2017年06月23日

中西山

 ツバメオモト の花咲く 中西山 へ

 平成の大合併で上水内郡鬼無里村が長野市に併合されるまでは
 堂津岳から蕎麦粒山までの尾根は北安曇郡と上水内郡の境になることから
 郡界尾根と呼ばれていました。。
 中西山はその郡界尾根上に連なる峰のひとつです!


 今池湿原からの中西山


 奥裾花自然園から中西山登山道に入りますっ


 ヒメアオキ と ツルアリドオシ


 ヤマトユキザサ(別名:オオバユキザサ・ミドリユキザサ) と ユキザサ


落ち葉の下から姿を現したギンリョウソウ


 ツクバネソウ


 すっかり緑濃くなった ブナ

 山頂に向い高度を上げると季節が逆戻りしていきます!

 まだまだ咲いてる ウワミズザクラ 周囲に芳香が漂います!


 オオバミゾホオズキ と サンカヨウ


 芽吹きと花が同時進行する トチ


 今が盛りの オオカメノキ

 今回の登山目的 ツバメオモト の花に出会えました!
 年によって開花時期が変わるうえ花期が短いので今年はラッキーでした☆



 ユリ科ツバメオモト属の多年草で和名の由来は葉がオモトに似ていることから

 初夏の山中に咲く ツバメオモト 
 汗を拭いながらも この花を見るととても涼やかな気分になります☆








  


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2017年06月22日

飯縄山の花

 飯縄山南登山道で出会った花々たち


 ヤマツツジ


 ジンヨウイチヤクソウ


 ベニバナイチヤクソウ


 タニウツギ と ギンラン


 ミヤマガマズミ と イワカガミ


 ウスノキ と ウラジロヨウラク


 アオダモ


 レンゲツツジ


 サラサドウダン


 ミヤマザクラ


 クマイザサ と ナツグミ


 ズミ


 クリンソウ と ミツバツチグリ


 オオバミネカエデ


 ウマノアシガタ と ミヤマハタザオ


 コヨウラクツツジ と ミツバオウレン


 ムラサキヤシオ

 花々に足を止めながらの道草登山は単独行ならではの贅沢
 特に小休止を取らないので山頂までのコースタイムはさほど変わりませんっっ
 
 




 





  


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2017年06月21日

柳沢池

 モリアオガエルの産卵 を見に飯綱高原の 柳沢池 へ 



 柳沢池

 モリアオガエルの産卵は陽が傾きだした頃始まることが多いので
 隣接する 飯綱高原フォレストミュージアム で時間調整



 薄暗い林内に咲く クリンソウ が鮮やか


 イトトンボ の仲間がたくさん見られました☆


 ジンヨウイチヤクソウ


 マルバフユイチゴ(コバノフユイチゴ) と サワフタギ


 ニッコウキスゲ と ギンラン

 陽もだいぶ傾いてきたので 柳沢池 に向かいましたっ

 カエルたちを驚かせないよう逸る気持ちを抑え慎重に池の縁へ
 
 池に張り出した枝に目を凝らしながら進むと
 後ろ足に泡をつけたオスのモリアオガエルが一匹

 もしやと付近の木々の枝先を一つ一つ確認していくと・・・

 産卵中のモリアオガエルたちを発見!



 今シーズンは産卵シーンを見れないかもと半ば諦めていただけにラッキーでした!







  


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2017年06月20日

飯縄神社奥宮修復工事

 飯縄山南峰頂上にある飯縄神社奥宮では
 老朽化に加え近年の地震と大雪で損傷した屋根の修復工事が行われています!




 傷んだ屋根が撤去され壁だけになった1961年建設の飯縄神社奥宮 





 ヘリコブターによる資材の運搬作業




 修復費用は外壁塗装とヘリによる資材運搬費を含めて1千万円ほど
 避難小屋としての役割も果たしていますが宗教施設ゆえ公的支援を受けられず
 氏子などからの寄付金に加え一般からの支援も募ってきました。。
 完成予定は7月20日とのこと
 (参考:長野市民新聞記事・奥宮建設委員会趣意書)
  


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2017年06月19日

飯縄山

 山頂携帯トイレブースの清掃で 飯縄山 へ




 ヤマツツジ が出迎えてくれました☆


 ギンラン


 緑鬱蒼とした登山道の両脇に咲く レンゲツツジ


 ガマズミ と タニウツギ


 サラサドウダン



 雲の切れ間から姿を見せた 槍ヶ岳 と 白馬三山


 西尾根登山道分岐付近は ズミ の花が満開☆


 石祠に祀られた 飯縄権現  と  シロシタホタルガ


 飯縄山南峰にある 携帯トイレブース の清掃を済ませてから本峰へ


 南峰と本峰の鞍部からの 飯縄山山頂(左) と 南峰


 ミツバオウレン と オオバミネカエデ


 飯縄山山頂 

 今日は雲が多く展望はいま一つでしたが爽やかで快適に登れました☆








  


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2017年06月18日

戸隠森林植物園

 曇天の森林植物園の林下は夕暮れ時のよう。。




 残雪が消えたばかりの窪地ではミズバショウカタクリが見られます☆


 ジシバリ と オオケタネツケバナ


 みどりが池


 クリンソウ


 トチ と ナナカマド




 サラサドウダン 漢字で表記すると更紗灯台
 名前の由来は花の模様が更紗(インドの文様染め)のようで
 枝分かれする花柄が昔の部屋の照明として用いられた灯台の
 脚部に似ていることから  別名:風鈴躑躅(フウリンツツジ)


 ミヤマエンレイソウ と ホウチャクソウ


 カモメラン
 名前の由来は海鳥の鴎(カモメ)からではなく鴨(カモ)の胸の模様「鴨目」からのようです。。


 エゾユズリハ と シロバナイチゴ


 ヤマシャクヤク


 サルメンエビネ と ズダヤクシュ


 モリアオガエル の卵塊


 モリアオガエルの産卵
 一匹のメスに数匹のオスが団子状に群がります!(昨年の写真)

 残念ながら今回は産卵の様子を見る事ができませんでした。。  








  


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2017年06月16日

五味池

 破風高原のレンゲツツジ群生地から急斜面を
 250m程下ったところに五味池(大池)があります!


 遊歩道上部からの大池

 五味池への道は急ですが草木の花々が咲き楽しみながら下れます☆


 ミヤマザクラ (別名:シロザクラ)


 スミレ 


 ミツバツチグリ と ツボスミレ


 ミヤマニガイチゴ


 イワカガミ


 オオヤマフスマ と チゴユリ


 ズミ
 ビロードツリアブ がホバリングしながら吸蜜していました!


 サラサドウダン


 五味池(大池)到着っっ


 周囲には「ほてい岩」をはじめ巨岩が見られます。。


 湖畔の草地には レンゲツツジ と ウマノアシガタ が群生しています☆ 







 池の周囲はハルゼミの大合唱 蛙の鳴き声がかき消される程でした。。。








  
タグ :五味池


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2017年06月15日

破風高原

 レンゲツツジ 咲く 破風高原 へ



 五味池破風高原へは須坂市街地から県道346号線で標高差1300m上りますっっ

 豊丘ダムが眼下に

 奈良山南面を斜上する道路脇は白い花々で飾られています☆

 ササバギンラン と ヤブデマリ


 カマツカ と コゴメウツギ


 ミズキ


 ミヤマガマズミ と ミツバウツギ


 標高1700m超の 五味池破風高原自然園 に到着!


 北アルプス白馬三山


 ムラサキヤシオ


 ウマノアシガタ と アズマギク





 100万株ともいわれる県内最大規模の レンゲツツジ が
 高原をオレンジ色に染めていました☆








  


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2017年06月13日

富士ノ塔山

 日没迫る 富士ノ塔山 へ




 イボタノキ と キリ


 ウツギ と 早くも結実したニワトコ



 ミズキ の花期もそろそろ終り


 ヤマボウシ


 レンゲツツジ


 ハンショウヅル と ウワミズザクラ


 ミヤマハハソ と ヤマツツジ
 ミヤマハハソ の名前の由来は葉がコナラ(別名ハハソ)に似ていることから


 富士ノ塔山 山頂


 日没直前の 高妻山 と 飯縄山


 山頂直下に移築された小鍋尋常小学校玄関の一部 と オニドコロ


 善光寺平 と 犀川


 千曲市方面


 ツクバネウツギ と マムシグサ


 ハナイカダ と キブシ は夏を前に早くも結実


 サイハイラン と フタリシズカ


 浅間池
 水面に写り込んだ周囲の森をさざ波がかき消していました!

 陽が落ちたとたんに山中は薄暗くなり ひんやりとした空気に変わりました!
 「もののけ」たちが登場しそうな雰囲気になってきたので
 朝日山林道を一目散に駆け下りましたっっ











  
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2017年06月11日

菅平湿原

 標高1248mの 菅平湿原 へ


 隣接する 菅平高原自然館 で予習をしてから湿原に



 サワオグルマ


 湿原の外周散策路


 クルマムグラ と マムシグサの仲間


 エゾサンザシ
 国内では北海道と菅平だけに分布する絶滅危惧種


 ホソバノアマナ と 咲き残りのニリンソウ

  
 輝く ヤチダモの若葉


 コンロンソウ


 エゾムラサキ と ハナヒョウタンボク
 ハナヒョウタンボクは岩手県と長野県の一部にのみ分布する氷河期の遺存種
 長野県天然記念物 環境省絶滅危惧種に指定されています。。


 アカスジキンカメムシ の幼虫


 イトトンボ と ヒョウモンチョウ




 スゲ と ヒメザゼンソウの実




 緑の中で 朱色の レンゲツツジ が映えます☆



 本州トップクラスの寒冷地である菅平高原にある菅平湿原は氷河期の遺存種の宝庫
 季節を変えて訪れたい興味深い湿原です!








  


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2017年06月09日

頼朝山

 入梅してから不安定な天気が続きます。。
 なので短時間で山頂を往復できる 頼朝山 へ




 ガマズミ と 既に結実した ミヤマガマズミ



 日当たりが悪い北斜面では ヤマツツジ の花がようやく見頃☆


 花が茎の両側2列につく ミヤマナルコユリ


 ヤブヘビイチゴ と ハナニガナ



 タンナサワフタギ


 頼朝山山頂



 あずま屋・ベンチ・吸い殻入れ
 これらに回転式の屑籠が加われば昭和の里山山頂セットが完璧に再現されます!


 湿度が高く眼下の長野市街地が煙って見えました。。。








 
  
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2017年06月08日

旭山(虫編)

 山中の緑が濃くなってくると昆虫たちとの出会いも増えてきます!


 アワフキムシ の巣


 泡の巣の主は アワフキムシ の幼虫
 石鹸成分を含んだ排泄物と気門から出した空気で泡立て巣を造ります。。
 

 白いシャクトリムシかと思ったら ヒモワタカイガラムシ でしたっ
 白い管状のものは雌の卵嚢 昆虫とは思えない不思議な姿です!

 こちらは卵嚢が形成される前の虫の本体部分ですが殻状の虫体被覆物に遮られ
 虫本体は外から全く見えません!

 カイガラムシは糖度の高い排泄物(甘露)をアリに提供し
 外敵から守ってもらう共生関係にあります!
 この ヒモワタカイガラムシ にも アカヤマアリ の姿がありましたっ
 

 オニタビラコ の花を撮影したら昆虫が写り込んでいました!
 前足を花弁に掛けている姿が何とも可愛らしい♡ 昆虫の種類は不明。。。


 コメツキムシ
 偽死行動をとっている状態で仰向けにしておくとパチンと音を立て跳び跳ねるので
 英語名はクリックビートル


 ヒメハサミツノカメムシ のメス


 番外 虫こぶ編

 サクラコブアブラムシが形成したサクラハチヂミフシ


 ナラメリンゴタマバチが形成した ナラメリンゴフシ(写真左) と
 ケヤキヒトスジワタムシが形成した ケヤキハフクロフシ(写真右)

 自然は不思議がいっぱい! 道草ばかりで山頂にはなかなか辿り着きませんっっ






  


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2017年06月07日

旭山(植物編)

 昨日までの好天から一気に梅雨入り
 時折小雨がパラつく中 自宅近くの 旭山 へ


 山頂はすっかり緑に覆われました。。


 咲き残りの ヤマツツジ


 ノイバラ の花は今が盛り 芳香を周囲に漂わせていました☆


 ハナイカダ の若い実


 ナワシロイチゴ


 ヤブジラミ の花と実



 ハンショウヅル


 ニガナ と オドリコソウ


 葉を展開し始めた シシガシラ 別名:ムカデグサ


 バイカウツギ


 ミヤマウグイスカグラ と キブシ


 ツクバネウツギ
 花が落ちると緑色した萼片は赤く色づき別の花のように見えます☆


 イボタノキ と サンカクヅル


 ミヤマナルコユリ
 ナルコユリは花が茎に沿って一列に付きますが本種は2列に付きます!

 梅雨空の山中は日没後のような薄暗さイノシシの鳴き声が不気味に聞こえました。。。






  


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2017年06月05日

大谷地湿原

 飯綱高原 大谷地湿原 へ


 大谷地湿原と飯縄山
 飯縄山も中腹辺りまで新緑に覆われてきました!



 周回遊歩道脇では ベニバナイチヤクソウ が咲き始めました☆




 ミズバショウに比べ花期が長い リュウキンカ


 クリンソウ と ミズトクサ


 ツリバナ と ヤブデマリ


 ミツバウツギ


 直径4cmと大き目の花をつけるクサイチゴ と オオバタネツケバナ


 肥えた土地だと雌になる マムシグサ の仲間


 クルマバツクバネソウ


 ホウチャクソウ

 樹木の緑が濃くなると 白い花が目立つようになります。。。









  


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2017年06月04日

一の鳥居苑地

 飯綱高原 一の鳥居苑地 では レンゲツツジ の花が見頃を迎えました☆





 レンゲツツジ


 チゴユリ


 ミヤマニガイチゴ と ウマノアシガタ


 ナナカマド と キンギンボク






 日当たりの良い場所では ベニバナイチヤクソウ が開花!


 アズキナシの根元に群生する 涼しげな マイヅルソウ


 ミズキ



 ホオノキ

 これから一の鳥居苑地は秋まで絶え間なく季節の花々で彩られます☆






  


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2017年06月03日

戸隠森林植物園

 新緑眩しい 戸隠森林植物園 へ





 水辺では氷河期の生き残り ミツガシワ の花が咲き始めました☆


 イワカガミ と オオタチツボスミレ



 カラマツ林の林床は ズダヤクシュ の花で埋まり始めました!


 ヤマエンゴサク や サンカヨウ の花期はそろそろ終わり


 オキナグサ 名前の由来は果実の綿毛を老人の頭髪に例えたことから


 エゾユズリハ 矮化することで多雪地帯に適応した常緑広葉樹


 シラネアオイ


 ユキザサ と ホソバアマナ



 アズマシャクナゲ


 トチノキ


 ナナカマド と ウワミズザクラ


 銀色に輝く イヌエンジュ の芽吹き



 多雪地帯だけに春と初夏二つの季節の花が同時に見られます☆












  


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2017年06月02日

キショウブ駆除

 外来植物 キショウブ の駆除作業のため飯綱高原 「大谷地湿原」 へ

 キショウブ はヨーロッパ原産の植物で明治時代に栽培されていたものが野生化し
 今では日本全国の水辺や湿地に拡散して生態系への影響が危惧されています。。

 環境省でも「要注意外来生物」として在来種との競合・駆逐などの恐れがある場所については
 積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれるとして警戒を呼び掛けていますっ

 今回の飯綱高原観光協会主催の駆除活動の参加者は観光協会関係者・ボランティアのほか
 環境省・林野庁・長野県・長野市の職員も加わり総勢20名余り
 主催者から混生する近似種との判別方法・作業手順の説明を受けてから現地へ向かいましたっ









 種子のほか芋状の地下茎でも繁殖します!


 湿地なので抜き取った株の搬出もたいへんでした。。。


 駆除作業終了後 毎回恒例の儀式?

 駆除作業も今年で6年目 湿原のキショウブも減少してきましたが
 中々根絶とまではいきません!
 拡散を抑制するためにも継続的な抜き取り作業の必要性を感じました。。









  


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